「星の王子様」のあらすじを短く簡潔に解説!何が言いたいの?名言や結末も説明します

星の王子様 あらすじ


世代を超えて愛される名作、「星の王子さま」を誰しもが一回は聞いたり読んだことがあるのではないでしょうか。

大人になった今でも定期的に読み返すという方も多いかと思います。

本記事では、星の王子さまのあらすじを短く簡単に解説するとともに、何が言いたいのか、名言や結末についても紹介していきます。

目次

星の王子様の作者・サン=テグジュペリについて

まず、「星の王子さま」の作者であるサン=デグジュペリがどんな人物なのか紹介していきます。

サン=テグジュペリはフランス人の貴族の師弟として1900年に誕生しました。

空軍での兵役を経て、航空会社の飛行士として世界中の空を飛び回り、その傍らで小説家としても活動をしていました。

主に実体験をもとに書かれた著作の中でも「夜行飛行」はフェミナ賞を受賞しています。

その後、飛行士であり小説家でもあるサン=テグジュペリは自身の不時着体験をモデルとした「星の王子さま」を執筆するのです。

ちなみに、星の王子さまと聞くと多くの人が本の表紙や挿絵のイラストを思い浮かべるかと思います。
実は、そのイラストはなんとサン=テグジュペリ本人が描いたものだそうです。

そんな世代を超えて愛される名作「星の王子さま」ですが、小説の冒頭には「レオン・ヴォルトに」というメッセージが添えられています。

ここで書かれている「レオン」は、サン=テグジュペリの生涯の友だそうです。
サン=テグジュペリにも、主人公「ぼく」にとっての「王子さま」のような人がいたということがわかりますね。

星の王子様の主な登場人物

ここからは、星の王子さまに出てくる主要人物について詳しく紹介をします。

自分の星を離れた王子さまは、地球で「ぼく」に会うまでに6つの星を旅しています。

それぞれの星での出会いについて見ていきましょう。

星の王子さまの主人公で、画家を目指しています。
これまで心から分かり合える人には出逢えないまま生きてきたぼくですが、ある日不時着した砂漠で小さな星からやってきた王子さまと出逢います。

王子様

王子さまは、夢に溢れた少年です。
王子さまは、小さな星からやってきて、これまで誰にも理解されることのなかったぼくの描いた「ゾウを飲み込んだウワバミ」の絵を一目で言い当て、また、ひつじの絵を描いて欲しいと言います。

王様

一つ目の星で、ぼくは王様に出逢います。
この星では王様が1人で住んでいました。
王様は、王子さまを歓迎しますが、自分の権威を守ることしか考えていない王様を理解することはできません。

トルコの天文学者

6つ目の大きな星には、「地理学者」のおじいさんが1人で住んでいます。
自分では探知することなく、報告をまとめるだけのおじいさんに王子さまはがっかりしてしまいます。

しかし、おじいさんと話をする中で、王子さまは自分の星と残してきたバラについて考えます。

自惚れ屋

自惚れ屋は、自分以外の人は自分を称賛する存在だと思っています。
王子さまは、二つ目の星で自惚れ屋に出逢いますが、兎にも角にも褒めて欲しがる男に、王子さまは肩をすくめて二つ目の星を去ります。

点灯夫

王子さまが訪れた星の中で1番小さな星である5つ目の星では、1本のガス燈を守り続ける点灯夫が住んでいました。
誰かのためにガス灯を守り続ける点灯夫の性格は、これまでの星で出会った4人とは異なることを感じた王子さまでしたが、旅を続けることを決意します。

『星の王子様』あらすじを短く|例文紹介

『星の王子様』あらすじ100字以内

砂漠に不時着した飛行士が、宇宙のどこかの星からやってきた小さな王子さまと出逢います。
年を重ねても、どこか大人になりきれない部分を残した飛行士は、王子さまと過ごすうちに生きる上で大切なことを思い出します。
しかし、そんな2人にも別れがやってきます。。

フランスの作家であり、飛行士でもあったサン=テグジュペリによって書かれた「星の王子さま」
小学生のころに読んだ!という方も多いのではないでしょうか。
子ども向けに書かれた童話ながら、大人だからこそ響く、生き方や人生のエッセンスが詰まっている作品です。
そのため、大人になってからも定期的に読み返す人も多いなど、どの世代からも愛される名作ですよね。

『星の王子様』あらすじ200字以内

星の王子さまの主人公の僕は、子供の心を持ったまま、周りの人に合わせて「大人」として生活をしていました。
周りの大人たちから「絵なんて描いていないで勉強をしなさい」と言われたため、6歳にして画家になることを諦めました。
その代わりに、歴史や地理、算数などの勉強をして、パイロットとなり世界中を飛び回るようになりました。

1人で飛行機に乗ってサハラ砂漠を飛んでいるとき、飛行機が故障して砂漠に不時着します。
砂漠で、「ぼく」はどこかからやってきた王子さまと出逢います。
飛行機の修理をしながら、王子さまが旅で訪れたさまざまな星の話を聞く「僕」。
やがて、王子さまはぼくにとってかけがえのない大切な存在となります。
しかし、地球にきて1年が経ったある日、王子さまはあることを決意します。

星の王子様のあらすじだけで読書感想文【例文】

ここからは、星の王子さまのあらすじだけで読書感想文を作りたい方向けにあらすじや名言、星の王子さまは結局何が言いたいのかなどについて紹介をしていきます。

まず、王子様との出会いです。
主人公であり、パイロットの「ぼく」は、サハラ砂漠に不時着します。
孤独な夜を1人きりで過ごしていると、翌日1人の少年と出逢います。
そこで、主人公の「ぼく」は彼が他の惑星の王子であることを知ります。
「ぼく」は、ひつじの絵を何回も描き直しますが、王子様は納得してくれません。

我慢ができなくなったぼくは、穴の空いた木箱の絵を描き、この中に君が欲しがっているひつじがいると王子に伝えます。

すると、王子は笑顔になり、ぼくが欲しかったひつじはこれだと納得してくれました。

ぼくは、王子とやりとりをしている間に、その不思議で小さな王子について知っていくことになります。

どんなことを知っていくかというと、
まず、王子は友達が欲しかったということ。
ぼくは、大人に対しての皮肉を星の王子さまの物語の中でたくさん述べています。

大人たちが王子の星を小惑星B612という番号で呼んでいることや、数字にこだわってそのものの本質的な美しさや素敵さを理解しようとしないことなどを述べています。

そして、自分もそんな大人になってしまっていたことに気がつくのです。

この物語は、ぼくが大切な夢と子供心に溢れた大切な友達、小さな星の王子さまを忘れないように書き上げたものです。

それはきっと、ぼくが夢と子供心を思い出すための物語であるともいえるのです。

そして、王子はあらゆる星を見て回ります。
行く星行く星、変な人ばかりと出逢います。
王、自惚れ屋、点燈夫、呑み助、地理学者、実業家など誰もが変な人で、なんとなく王は釈然としません。

ここで6番目に出会った地理学者に地球という星があることを教えられた王子は、地球に行くことを決意します。

地理学者は、信頼できる探検家たちの話を書き留めておくことが仕事と言います。

おじいさんは、王子の星がどんな星だったのかを聞き始めます。
王子は、火山のことと薔薇のことを話しますが、花のことは書かないと言われたことに疑問を持ちます。

自分にとって大切なバラについて、どうして書かないのか?と問うと、花は儚いだと答えます。

王子は、バラが程なく消える恐れがあること、大切な存在であることに気がつき、自分の星に無防備に残してきたことを後悔します。

そんな王子に、おじさんは地球に向かうことを勧めます。
地球では、蛇に出会ったり、火山を見たり、数千本のバラを鑑賞します。

王子は、自分の惑星よりも多く高い山が存在していることに圧倒されます。

王子は悩みます。自分の惑星は、そんなありふれたもので埋め尽くされたものであったのかと、やるせ無い気持ちに襲われます。

そんな時に、王子の前にキツネが現れます。
王子は、キツネに遊ぼうと声をかけますが、キツネに「君とは仲良くなりたく無いから嫌だ」と言って断られます。

王子もいい気分はしませんよね。
そこでキツネは、「仲良くなるとは、あるものとそのあるものが同じ形をしていても全く違う感情を抱くことができること」であると王子に説明します。

これによって、王子は自分の惑星にある1本のバラの大きな価値に気がつきます。

他の人からすれば同じバラなのかもしれない。
でも、自分にとって、あのバラはなにものにも変え難い1本のバラで、もっとも大切なものだと実感するのです。

そして、キツネは王子に教えます。
「1番大切なことは目に見えない。きみがバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」と言います。

そしてキツネは、友達とは何か、そしてどうして友達はかけがえのない存在なのかを王子に教えてくれます。

別れる時にはキツネと仲良くなっていた王子ですが、こんなに別れが辛いなら仲良くならなきゃよかったと残念がります。

キツネは、「本当に大切なものは目に見えない」と王子に教えてくれます。

王子は、確かにそうだと納得します。

ぼくは飛行船の修理をしながらひたすら王子の話を聞いていました。

しかし、とうとう水の蓄えが尽きてしまいます。
諦めかけたその時、王子はぼくに水を探そうと持ちかけます。
ぼくは、こんな砂漠で水なんて飲めるわけないだろうと否定します。

しかしながら、砂漠を探し回った結果、なんと井戸を発見します。
翌日、奇跡的に飛行船が戻りぼくは王子に知らせに行きます。

その時、王子はヘビと話をしていました。
別れを悲しむぼくに、自分は自分の星に帰るのだから、きみは夜空を見上げて、その星のどれかの上で自分が笑っていると想像すれば良い。そうすれば、きみは星全部が笑っているように見えるはずだから。」と王子が語りかけます。

王子はそこで、ヘビに倒れ砂漠に倒れました。
そして翌日、王子の姿はどこにもありませんでした。

しかし、夜空を見上げると王子が笑っている気がしました。
ですが、悲しい気持ちで見るとなんだか泣いているような気もします。

『星の王子様』心に残る名言

本当に大切なものは目に見えない

星の王子さまより

目に見えるものから判断して生活することは大事なことですが、そこに集中するあまり本当に大切なものを見失っていないだろうか?と自分に問いかけてみると、忘れていた大切なものや人に気づくことができるかもしれません。

子供の頃は誰もが持っていた「素直」という感情、この感情を忘れたのはいつでしょうか。

もっと自由に、自分の思ったように行動したいと思うものの、世間体や周りの目を気にして自分の言動をセーブするようになったのはいつでしょうか。

星の王子さまを読んで、自分に問いかけてみると忘れていた感情がたくさん出てきますよね。

もっと自分のやりたいことや自分が好きな人に素直になることが大切だなと気がつくことができます。



社会に出ると、周りの目をどうしても気にしてしまうことが多いです。
批判されるのが怖かったり、白い目で見られることに怯えたり、、誰しもが一回は経験があるのではないでしょうか。

もっと楽に、自由に生きたいと思っている大人にも大変響く一言かなと思います。

いつも頑張っているね、たまには肩の力を抜いてね。無理しないでね、ありのままでいいんだよ。あなたの頑張りは誰かがどこかで見ているよ。
などと、優しい言葉で包んでくれているような気分になります。

大人は無意識的に子供を下に見たりするようなこともありますが、子供にしか見えないものがあることを忘れてはいけません。

子供時代には誰しもが持っていた「素直さ」これを大人になっても忘れずに生きていきたいと強く思いますね。

星の王子様って何が言いたいの?

「星の王子さま」は、一体何が言いたかったのでしょうか。
ここからは星の王子さまを通して作者が伝えたかったことについて解説をしていきます。

まず、「1番大切なものは目に見えない」ということです。
次に、「時間を費やすこと」そして、「自分が手懐けたものには責任がある」ということです。

順番に詳しく紹介していきますね。

1番大切なものは目に見えない


まず一つ目の「1番大切なものは目に見えない」についてです。
ほんとうのことしか知りたがらない王子さまと出会う登場人物に、ほんとうのことは言葉の中にない、とたびたび話して聞かせます。

箱の中のひつじには、物の本質を見通す力は、大人ではなく子どもが持っているということが冒頭で記されています。

また、「星が綺麗なのは花が咲いているからなんだよ。ここからは見えないけどね。」というセリフからも読み取ることができますね。
また、「でも、目ではよく見えない。心で探さなくちゃいけない」「大事なもの、それは目では見えないんだ」と王子さまは語っています。

目には見えない絆

次に、重要なキツネのセリフがありますね。

地球で出会う、聡明で理解力とちゃめっ気のあるキツネが、りんごの樹の下に現れるセリフには気持ちがこもっています。
りんごの実には、知恵や魔法のシンボルとして昔から物語によく登場しています。

王子さまに教訓や大切なことを教える重要な導き手に選んだキツネの登場シーンが、りんごの樹の下という演出は見事ですね。

キツネが話すセリフは二つあります。

「辛抱が大事だよ。最初は、俺から少し離れて、こんなふうに草の中に座るんだ。俺は、あんたをちょいちょい横目で見る。あんたは、何にもない。それも、言葉っていうやつが、勘違いのもとだからだよ。」

星の王子さまより


「さっきの秘密を言おうかね。何、とても簡単なことさ。心で見なくちゃ、物事はよく見えないってことさ。肝心なことは、目に見えないってことだよ」

星の王子さまより


とキツネは言います。

世界の全ては、目には見えない絆で繋がっていることを再確認させられますよね。

人と人だけでなく、人と動物、人と植物など、王子さまと関わる全てのものに絆が生まれています。

その絆は、この先も心の中でずっと繋がるものと、その場合限りで切れてしまうものと、関わり方や感じ方によって全く異なるのです。

自分が手懐けたものには責任がある


そして三つ目のメッセージは「自分が手懐けたものには責任がある」ということです。

王子さまに、「自分が手懐けたものには責任がある」とキツネは教えます。

自分の星で喧嘩別れをしてしまったバラのことを思い出した王子さまは、「愛する」という言葉を発します。

地球のバラに話しかけるシーンでは、自分の星で自分が水をかけてやったバラだけが大切だと言います。

バラの世話をして注いだ愛情は、卓越した愛であることをキツネに教えてもらいます。

ここから、育てたバラに対する責任を痛感した王子さまは、喧嘩から抱いた怒りと失望を跳ね除けることができました。
そして、バラのために死ぬ覚悟を決めたのです。

自分にとって、世界でたった一つとなった物のためには、死をも受け入れなければならないという重い責任についての教えでした。

星の王子様が死ぬ理由とは?

星の王子さまが死ぬ理由について気になる方も多いかと思います。
星の王子さまが死ぬ理由について明確には描かれていません。

王子さまは、バラへの責任を果たすために星に帰ることを決意します。

地球に来てからちょうど1年が経つ日に王子さまがヘビ噛まれて帰っていきました。
そして、翌日には不思議なことに王子さまの身体も消えてしまいます。

この結末により、

  • 子どもから大人へと成長をすることのメタファーである
  • そもそも王子さまは「ぼく」の空想の人物出会った


など様々な議論があるようです。

星の王子さま症候群とは?

星の王子さま症候群とは、現実世界での日常生活において、理想やロマンチックな価値観や感性を重視し、現実の厳しさや合理性に馴染めずに苦しむ心の状態を指します。

星の王子さま症候群の特徴としては、現実逃避、孤独感、他者とのコミュニケーションの難しさなどが挙げられます。

この用語は、実際の医学的な診断基準ではなく、文学作品のキャラクターに由来する表現として用いられることが一般的です。

星の王子様のあらすじに関する知恵袋によくある質問

星の王子さまってどこの国?

星の王子さまは小惑星番号B612に住んでいるとされています。

星の王子様のあらすじから考えるバラの意味

星の王子さま絵は、バラは一つのキーワードとなっていますよね。
王子さまがキツネと話しているとき、「王子さまが飼っていたバラは、王子さまに責任がある」と責任の重さについて王子さまに説明しています。
自分が所有している物に対しては責任や約束を果たさなければならないというメッセージが含まれています。

星の王子様の主人公は誰ですか?

星の王子さまは、「ぼく」という主人公の一人称で描かれています。
考察の中には、星の王子さまは「ぼく」の空想の人物だという考察もあるようですね。
また、著者であるサン=テグジュペリ本人は星の王子さまの主人公ではないかと言われています。
なぜなら、サン=テグジュペリ自身が飛行機であり、生涯に3度、飛行機のトラブルに遭遇しています。
最初のトラブルは、まさに星の王子さまの主人公と同じようにサハラ砂漠に不時着し、水も食糧もない中奇跡的な生還を果たすという経験をしています。
このことから、星の王子さまの主人公は、サン=テグジュペリ自身ではないかと想像ができますね。

星の王子さまの翻訳版はどれを選べばいい?

星の王子さまは、翻訳版がたくさん出ているため、どの翻訳版を選んだらいいか迷うかたも多いかと思います。

これまで長い間、岩波書店からしか出版がされていなかったため、岩波の内藤翻訳が定着しているかと思います。
また、池澤夏樹の翻訳も大変優れているとの声も多いです。

迷うかたはぜひ上記2作を選ぶことをお勧めします。

集英社からは、単行本や文庫本など、何種類か出版がされているので、ご自身が読みやすい本を選ばれて見てくださいね。

星の王子様に関する映像作品

星の王子さまに関する映像作品には、「リトルプリンス 星の王子さまと私」が有名ですよね。

星の王子さまは、世界中のアーティストや作家たちからも愛される作品でありながら、これまでは映画化に至ることはありませんでした。

しかしながら、出版から72年目にして初のアニメーション映画として、映像化が実現されました。

カンフーパンダの監督が贈る、感動のファンタジー・アドベンチャーの超大作で、星の王子さまのその後の物語が描かれています。

どうすれば原作を損なうことができるのか?を話し合い、マーク・オズボーン監督は「原作を膨らませるのではなく、包み込むこと」という答えを出します。

老飛行士が語り、女の子が想像する「星の王子さまの世界」は原作のままに誰もが知る挿絵のイメージを最大限に活かしています。
一方で、女の子と老飛行士が住む現実の世界は、臨場感のあるCGアニメーションで構築されています。

映画のあらすじについてご紹介します。
よい学校に入るため、友達も作らず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子が主人公です。
名門学校の学区内に引っ越してきましたが、隣には風変わりなお爺さんが住んでいました。
ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこに描かれていたのは小さな王子の物語でした。
話の続きが知りたくてたまらない女の子は、隣の家を訪ねました。
おじいさんから王子の話を聞き、一緒の時を過ごすうちに、2人はかけがえのない友達になっていました。
しかし、ある日、おじいさんは病に倒れてしまいます。
女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていたおじいさんのために、プロペラ機に乗って王子を探す旅に出ます。
話の続きが気になる方は、ぜひ映画をみてみてくださいね。

「星が綺麗なのは、見えないところに花が咲いているからだよ」「大切なことは、目に見えないんだ」「探し物は、たった1本のバラや、一口の水の中にあるかもしれないのに」などど、原作を印象的なものにしている王子の言葉の数々は、物語のその後を描く「現実の世界」にも反響し、物語をより感動的に、メッセージをより鮮やかに浮かび上がらせています。

まとめ

世代を超えて愛される名作、「星の王子さま」を誰しもが一回は聞いたり読んだことがあるかと思います。

星の王子さまには数々の名言があり、その名言に背中を押された経験などから、大人になった今でも定期的に読み返すという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、星の王子さまのあらすじを短く簡単に解説するとともに、何が言いたいのか、名言や結末についても紹介しました。

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