ミョウガは植えてはいけないの?植え方や植え替え・収穫後の対応を解説

ミョウガー植えてはいけない

大人な味がクセになるミョウガは、さっぱりとしたものが食べたい時や、味にアクセントが欲しい時などに恋しくなりますよね。

スーパーでも売っているものの、家で栽培できたら安価だし、食べたい時に食べれるのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。とはいっても、

ミョウガってどうやって育てるの?

普通の野菜と育て方違うんじゃないかな?

と、疑問に思われる方も多いと思います。ネットで調べてみると、ミョウガを植えてはいけない!という記事もよく目にします。

本記事では、ミョウガを植えるのはなぜいけないのか、また植え方や植え替え、収穫後の対応について解説をしていきたいと思います。

目次

ミョウガを植えてはいけない2つの理由とその場所

地下茎が伸びて庭を覆い尽くすから、トラブルの元にも…

ミョウガを植えてはいけないといわれる理由は、大きく2つあります。
まず1つ目は、ミョウガの地下茎が伸びて庭を覆い尽くすので、トラブルの元にもなるからです。
ミョウガは地下で増殖する特徴があるので、あっという間に増殖してしまいます。
特に隣の家との境界が曖昧な庭や、レンタル家庭菜園での栽培は迷惑となる可能性も高く、隣人トラブルにも発展しかねないので注意が必要です。

生命力が強すぎて、他の野菜や植物の成長を妨げるから

そしてミョウガを植えてはいけないと言われる理由、2つ目は、ミョウガの生命力は非常に強いため、他の野菜や植物の成長を妨げるからです。
ミョウガの葉が生い茂ると、日光が遮られてしまうので他の野菜や植物に日光が当たらなくなってしまいます。
また、先ほどもご説明したように、ミョウガは地下で増殖します。
ですので、他の野菜や植物を同時に栽培している場合には、ミョウガの根に邪魔されて他の野菜や植物が根を伸ばせずに枯れてしまう可能性もありますね。

ミョウガを栽培してはいけない場所

ミョウガを栽培してはいけない場所があることを、皆さんご存知でしょうか。
ミョウガは非常に生命力が強く、地下で増殖する特徴を持っているので、狭い庭やレンタル家庭菜園などでの栽培は避けた方が良いと言えるでしょう。

また、他の野菜や植物を植えている付近での栽培も、他の野菜や植物の成長を妨げる要因となりますので、避けることをおすすめします

ミョウガの植え方はコレが正解!

球根(みょうがの地下茎)を植えよう

では、ミョウガの植え方について紹介していきます。

まず、ミョウガの地下茎を園芸店などで入手して植えましょう。
植える際には、野菜用の培養土を使用し、腐葉土を混ぜ込んでくださいね。

次に、深さ10センチ程度の溝を作り、芽が3つほどある株を15センチの長さに切ります
そして、芽を上に向けて並べ、土をかぶせます。

状況に応じて、水やりや追火をしたり、乾燥を防ぐために被膜材で覆うことも、ミョウガの栽培を成功させるために大切なポイントです。
また、日向ではなく、半日陰の場所で育ててくださいね。

以上はプランターで栽培する際のポイントでした。

畑で栽培する際には、株と株の間を20センチほど開けることを意識してみてくださいね。

植える時期

では次に、ミョウガを植える時期について解説していきたいと思います。

ミョウガは、地下茎の場合、2月〜3月に植えるのがベストな時期と言えるでしょう。
苗を植える際は、4月〜5月がベストとされています。
ちなみにミョウガの芽が出る時期は、植えてから大体1ヶ月〜2ヶ月後ぐらいと言われています。

適切な時期に植えて、ミョウガの栽培を成功させたいですね。

栽培はプランターがオススメ

ミョウガの栽培は、プランターがオススメです!
その理由は、地下茎を伸ばして成長するため、土の下にある程度スペースがある方が育ちやすいからです。
プランターを選ぶ際には、深さが30センチ以上あるものを選ぶことをオススメします!

庭に植える場合には、直接日光を当てず、半日陰の環境を作ることが大切です。
また、乾燥を嫌いますので、土の湿り気を絶やさないよう、適宜水やりも忘れずに行ってくださいね。

日当たりのよい場所は避ける

ミョウガを植える際には、日当たりのよい場所は避けて植えましょう
ミョウガは半日陰の場所を好みますので、直接日光が当たらないように気をつけましょう。

基本的には植えっぱなしOK

ミョウガは、基本的には植えっぱなしで問題のない野菜です。
ズボラな人には嬉しいポイントですよね。

基本的には植えっぱなしでも問題ないですが、ミョウガ栽培の一番のポイント乾燥させないことです。
ですので、適宜水やりや追肥して健康なミョウガを育てましょう。

ミョウガの植え替え方法

植え替え時期

ミョウガの適切な植え替え時期は、2月〜3月がベストと言われています。

この理由としては、ミョウガの地下茎が休眠中だからです。
植え替えの際は、古くなって余分な茎や周りの土を払い落とし、新しいもののみを残して植え替えてくださいね

株分けの方法

株分けは2〜4月の植え付けや植え替えのついでにやってしまうのがおすすめです。

まずミョウガの地下茎を掘り出します。
そして15センチほどの長さに切ります。
これが株分けになります。傷をつけないようい注意してくださいね。

株分けの理由は、茎を短くして個数を増やし植え替えることで、ミョウガの収穫量を増やすことができるからです。
余った株を、ミョウガを育てたい方などに、お裾分けしてミョウガ仲間を増やすのも楽しいですね!

ミョウガの収穫後の手入れは?

翌年も元気なミョウガを育てるためには、ミョウガの収穫後の手入れが大切です。

収穫が終わったミョウガの葉や茎は、黄色く枯れます。
ですので、黄色く枯れるまではそのまま放置しておいて問題ありません。地下茎に養分を貯めさせることが大切です。

プランターで育てる場合は、放置すると乾燥してしまうので、堆肥を被せたり表面が乾いたら水やりをするなど乾燥させないように注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何故、ミョウガを植えてはいけないのか、わかったかと同時に、ミョウガが簡単に栽培できることがわかったと思います。

自宅にミョウガがあったら、毎日の食事に手軽に加えることができて、とても便利です♪
ぜひ、ミョウガを育てて、毎日の食卓を彩ってみてください。

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