自分の気持ちが分からないのは病気?障害?診断や原因、恋愛中の対処法など紹介

自分の気持ちが分からない

「自分の気持ちが分からない…」「自分の感情が分からない…」「自分がどう思っているのか分からない…」

そのようなことを考えている自分がいる時は、考えれば考えるほど余計分からなくなったり、混乱したりしてしまうものですよね。

しかし、こういう状況になることは、誰にでもあることです。

でも、考えれば考えるほど不安になったりしてしまうものですね。

ここでは、どうしたら「気持ちが分からない」ことを解決するお手伝いができれば、と思います。

目次

自分の気持ちが分からないのは病気?

自分の人生に関わる大事な選択をしなければならない時など、色々な考えにとらわれすぎたり、考えが先回りしすぎて考えがこんがらがってしまう…。

そんな時、自分の気持ちが分からなくなってしまったりすることはよくあることです。

ですから、おかしいことでもなんでもないものです。

むしろ、「分からない」という事態を把握している状況は「分かろうとしている」というサインでもあります。

しかし、あまり自分を追い詰めてしまうと、何事も上手くいかなくなります。

この状態自体は、病気でもなんでもありません。

しかし、中には自分でも気づいていない元々持っている特性があるかもしれません。

代表的なものに「失感情症(アレキシサイミア)」というものがあります。

これは自分の気持ちを把握したり表現したりするのが難しい性格特性のことを指します。

また、「統合失調症」でも思考の混乱や意欲の低下などが見られる精神疾患がみられることがあります。

自分の気持ちがわからない 原因は?

普段は意識していなくても、ふとしたきっかけである時突然に「あれ?」「どうしたいんだろう?」など「分からない」状態に陥ることがあります。

その主な原因は以下の通りです。

「~べき」という考え方に囚われている

「~であるべき」「~すべき」という考え方にとらわれていることは、自分の気持ちが分からない原因の一つとして重要です。

無意識に「~べき」「~しなければいけない」という考え方を持つことは、社会的な期待や規範に合わせようとする自己要求を意味します。

このような思い込みは、自分自身の感情や欲求を抑圧する結果となり、自己理解の妨げとなることがあります。

自分自身に対して「規範に合わせなければ」という圧力を感じるかもしれません。

例えば、女性であれば明るく振る舞うべき、大人であれば堂々としなければいけないという思い込みは、自己表現や本来の感情を押しつぶしてしまう可能性があります。

結果として、自分の本当の気持ちを見失ってしまうのです。

自分自身がどのような感情を抱いているのか、何を本当に望んでいるのかを正確に把握することが難しくなるのです。

自分自身の感情の理解を深めるためには、無意識的な「~べき」という考え方に気づき、それを解放する必要があります。

自分自身の感情や欲求に対して素直に向き合い、自己表現を許容することが重要です。

他人や社会の期待にとらわれず、自分の本当の気持ちを大切にすることで、自己理解を促進し、心のバランスを取り戻すことができるでしょう。

頑張りすぎ・忙しくて心が疲れている


頑張りすぎて心が疲れていると、自分の気持ちが分からなくなる原因として大いに関連があります。

真面目で責任感の強い人は、自己要求が高く、常に完璧を求める傾向があります。

このような状況では、日常生活や仕事において常にプレッシャーやストレスを感じることがあります。

長期間にわたって頑張り続けると、心理的な疲労が蓄積され、心のバランスが崩れる可能性があります。

心の疲れは、気分の落ち込みや憂鬱感だけでなく、思考や感情にも影響を及ぼすことがあります。

思考が鈍り、集中力や判断力が低下するため、自分自身の感情や欲求に気づくことが難しくなるのです。

自己を見失い、自分自身との繋がりが希薄になることで、自分の気持ちを理解することが困難になるのです。

頑張りすぎ・忙しくて心が疲れている人の対処法

頑張りすぎて心が疲れてしまった場合、心のケアやリラックスの時間を取ることが重要です。

まず、少しでも頑張りすぎている物事から離れる時間を持つこと。そして自分が食べたいもの、やりたいことをやる時間を確保することをおすすめします。

また、感情や欲求に対して敏感になるためには、自己探求や自己表現の時間を持つことも大切です。

難しく考える必要はありません。

例えば、音楽を聴いてみて今の自分がどんな歌詞に共感できるか、どんな感情に共感できるか、それだけでも自分の心が少しずつ見えてくるかもしれません。

音楽以外にも、映画やアニメ、近所の公園の花壇を眺めてみたり、ウィンドウショッピングなどでも、あらゆる物事に対して、自分はどう思っているか考えてみましょう。

そんな、ちょっとした時間の積み重ねで自分の感情を少しずつ見つけていけば、大きな選択の場面でも自分自身の感情を見つけられるはずです。

「忙しい」という漢字が「心を亡くす」と表されていることからも分かりますね。

時間に追われている人ほど、一日のうちのどこかで少しでも自分と向き合い、リラックスできる時間を作るようにしましょう

初めての出来事に直面し戸惑っている

初めての出来事に直面すると、我々は新しい経験や感情に対して十分な理解を持っていないため、戸惑いを感じることがあります。

例えば、初めての恋愛では、相手への気持ちや関係の進展について自分自身がどう感じるのか理解するのに時間がかかるかもしれません。

同様に、新しい仕事に取り組む際には、自分の能力や適性を評価することが難しくなるかもしれません。

結婚生活においても、新たな役割や責任を担うことになります。初めての結婚生活では、パートナーとの相互関係や日常生活の変化に戸惑いを感じることがあります。

新たな状況に慣れるまでは、自分自身の気持ちや思いを整理するのに時間がかかるかもしれません。

このような初めての出来事に直面する際、自分の気持ちが分からなくなるのは自然なことです。

経験や知識が蓄積されていない状態では、感情や反応を正確に理解することは難しいです。

初めての出来事に直面し戸惑っている人の対処法

自分より経験の長い人に聞いてみる時間を設ける。

新し物事に対しては、時間と経験を通じて初めての出来事に対する感情や反応をより理解し、自己認識を深めることができます。

自身にとって初めて直面する場面でも、親御さんや上司の方、様々な経験者がいます。

その方に聞いてみてもいいかもしれません。

初めての出来事は、未知故に過大に意識しすぎていたりするものですよね。

新しい場面でも、実は学校生活で経験していたものと似ていた、実はこんな些細なことだったんだなど、経験者の意見を通じて自身の中にも気づきが生まれるかもしれません。

新しい経験から学び、自己成長を遂げる過程で、経験者の助言を受けることで、自分の気持ちをより明確に把握できるようになるでしょう。

周りの期待に応えようとしすぎている


自分の気持ちが分からなくなる原因として、周りの期待に応えようとしすぎることが挙げられます。

真面目な性格の人は、他人の期待に応えることを重要視し、自己犠牲を厭わない傾向があります。

このような状況では、自分の本当の気持ちや欲求を押し殺してしまうことがあります。

例えば、親や上司の期待に応えるために、休みたいという気持ちを抑え込んで働いたり、自分の好きなことを追求することを我慢したりするかもしれません。

このような行動は、周囲の人々に喜ばれるかもしれませんが、自分自身の本当の気持ちを無視する結果となります。

自己を抑制し続けると、自分自身の感情や欲求が欠如してしまい、自己認識が曖昧になることがあります。

自分の本当の気持ちや望みが分からなくなり、自己満足感や充実感を得ることが難しくなるのです。

周りの期待に応えようとしすぎている人の対処法

このような状況から抜け出すためには、自分自身の気持ちや欲求を大切にすることが必要です。

周りの期待に応えることが重要な一方で、自己の幸福や心のバランスを考慮することも重要です。

自分自身に対して優しくなり、自己表現や自己実現のための時間や機会を作ることが必要です。

また、他人の期待に応えることが全てではないことを理解することも重要です。

自分の意見や価値観を持ち、自己を大切にすることで、自分の本当の気持ちをより明確に把握し、自己理解を深めることができるでしょう。

まず、自分の好きなものを食べたり、行ってみたい場所に行ってみる時間を設けて、自分で自分を満足させてあげましょう!その時間で生まれた感情を大切に。

気質の影響

人は、感情を把握したり表現したりする能力に個人差があります。

一部の人は、自分の気持ちを簡単に言葉にできる傾向があります。彼らは感情を正確に認識し、言葉や表現を使ってそれを他人に伝えることが得意です。

一方で、他の人は自分の感情や欲求を把握するのに苦労することがあります。彼らは自分の感情が曖昧であり、表現することが難しいと感じるかもしれません。

このような差異は、気質の違いによるものです。

気質は、遺伝的な要素や環境の影響によって形成されます。

なので、自分の気持ちを把握する能力には個人差が生じるのは自然なことです。

気質の影響かな?と思った人の対処法

自己理解を深めるためには、自分自身の気質を受け入れ、自己観察や内省を通じて自己理解を深めることが重要です。

しかし、自分の気質を客観的に見極めるのは簡単ではないですよね。

そのサポートとして、カウンセリングなどの相談も活用してみてもいいかもしれません。

カウンセリングはオンラインでも、電話が苦手な方向けにチャットなどでも専門のカウンセラーや臨床心理士などの資格を有する方と相談できるサービスもあります。

誰かと話すことで自分自身を理解できるということもありますしね

専門家と話ながら、一緒に自分の感情を見つけるのも一つの方法でしょう。

自分の感情がわからないのは診断できる?

もし、気持ちが分からなくて不安感があまりに強いようでしたら、カウンセリングや診療内科、メンタルクリニックなどで相談することで、何らかの診断がつく場合もあります。

カウンセラーやメンタルの相談は、決して病気でなくても大丈夫です。

臨床心理士さんやカウンセラーさんは、対話しながら精神分析や心理療法を使って問題の解決をサポートしてくれます。

話すことにより気持ちの整理を促してくれるので、問題解決につながる気ずきのヒントになるでしょう。

万が一、精神的な病気だとしても、相談することで診断してもらうことができます。

認知症やパーキンソン症候群などの脳の病気、また更年期症候群などの場合もないとは言えませんが、こちらも検査をすればすぐに分かります。

自分の感情がわからなくなった…変?心理状態は?

自分の感情がわからなくなった時「変かな?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、全く変な事ではありません。

自分の気持ちがわからない時の心理状態として、自己肯定感が低い」「プライドが高い」「完璧主義などが挙げられます。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低くなると、自分の嫌いな所や短所ばかりが気になってしまいます。

自分の長所を見つけることができなかったり、認めることができなくなったりするのです。

短所も長所もすべてが自分であり、そんな自分を認めてあげることが大事なことです。

プライドが高い

プライドが高い人は、自分の短所や苦手なことを隠そうとしてしまいます。

人の目を気にして、本来の自分のやりたいことや感情を隠してしまうクセがあり

たくさんのストレスを抱えてしまっていることもあるでしょう。

本来の自分を認め、本当の自分を出す勇気も必要かもしれません。

完璧主義

完璧主義の人は自分の気持ちや思いよりも、周囲の自分への評価を重要としている場合があります。

「~べき」「絶対に~」などの考えの固定観念に縛られて、心が窮屈になってのかもしれません。

完璧な人間はいません。もっと自分を甘やかしてあげることも必要かもしれませんね。

自分の感情がわからない アスペルガーの可能性も

アスペルガー症候群とは、知的障害を伴わない発達障害です。

近年、大人になってからアスペルガー症候群だと診断される人も多くなっているようです。

臨機応変に対応することや空気を読むことが難しかったりするので、

学生時代は目立たなかった特性が、社会に出てから社会人生活に困難を感じるようになるためです。

感覚が過敏になりすぎたり、逆に鈍感になりすぎる傾向があります。

そのような気質を持っている中で、社会生活になじもうとして疲れ果てたりしてしまうこともあるようです。

原因ははっきりとは分かっていませんが、これは生まれ持った特性でもあるので 自分に合った仕事を選んだりして

負担のない過ごしやすい生活を心掛けることが必要となるでしょう。

自分の感情がわからない うつの場合も

うつ病は、一日中続く気分の落ち込みや絶望感を主な症状として、

意欲や関心集中力の低下不眠や疲れやすさなどが色々な症状が現れる精神疾患です。

楽しんでいたことを楽しいと思えなくなったり、

ネガティブな思考のループに陥ったりしてしまうことが多く不安感に襲われたりします。

頑張っている人ほどうつ病になりやすい傾向があるのですが、

そのような人ほど今の自分の状態を認められず、頑張りたい気持ちと症状のギャップに悩まされて

ネガティブのループにはまってしまったりします。

「頑張ろうと思っているのに…」などと思えば思うほど、うまくいかなくなってしまったりするものです。

このような時は心が疲れているので、無理をせずにゆっくりと休養することが大切です。

うつ病は、主治医にもとで「服薬・十分な休養・カウンセリング」で治療をするようにしましょう。

自分の気持ちがわからない hspの可能性

「HSP」は神経が細やかで感受性が強い性質の人のことで、生まれ持った特性です。

日本では全人口の15~20%、約5人に1人はHSPだと考えられています。

HSPの特徴である感受性の強さは音や刺激などに過敏なだけでなく、

相手の感情の影響も受けやすいために自分の感情がわからない状態なってしまうことになりやすいのです。

現代はインターネットの普及で過剰ともいえる情報社会となり、誰もがSNSで自由に発言できる機会などが増えましたね。

便利になったともいえるのですが、

刺激の影響を受けやすいHSPの人には気づかないうちに気疲れや生きづらさを感じてしまっているかもしれません。

HSPは、刺激に対して扁桃体が過剰に反応してしまうので、

まず刺激の少ない環境で、刺激そのものを避けるようにすることが必要だと考えられます。

会いたいと思わない人たちとは少し距離をとってみるのもいいかもしれません。

聞きたくない話を聞く必要もなければ、苦手だと感じる人と仲良くする必要もありません。

自然体でいられる人間関係を大切にするようにしましょう。

光や音などの刺激に敏感すぎる場合は、メガネなどのアイテムを活用してみましょう。

自分の感情がわからない 泣くとスッキリする?

悩んでいる時は何をしていても楽しくどころか、楽しむことさえ出来なくなってしまっています。

自分の感情が分からず、泣くことさえ忘れてしまっていたりするのです。

一人で思い詰めて時間を過ごしていると、どんどん感情を出すということができなくなってしまうものです。

ですから、時には思い切りを感情をさらけ出す時間が必要です。

でも、思い悩んでいる中で大笑いするのは少し無理があるでしょう。

では、思いきり泣いてみるのはいかがでしょうか。

過去に泣いたことがある映画を一人で見てみる感動した本や漫画を読み直してみる

感情移入しやすい曲をじっくり聴いてみるのもいいでしょう。

自分が泣きたいと思っている感情とは違う疑似感情でもいいのです。

今はとにかくその映画や曲、本などに思いきり感情移入して泣いてみましょう。

涙を流すことで心が少しづつ戻って来るような気がしませんか?

心が動くことで、今自分が直面している問題についての感情にも少しづつ理解することができるのではないでしょうか。

自分の気持ちがわからない 恋愛中の対処法

「自分は相手のことを本当に好きなのか」「この彼氏・彼女とこれからも一緒に過ごしたいのか」…。

そのように思ったことがある人は多いと思います。

他の項目でご紹介しているように、多忙や特性などから気持ちが分からなくなっているなどの場合もありますが、

恋愛中においては、相手に依存し過ぎていると自分の気持ちが分からないと感じることがあります

最初は好きな相手だから、と自分のことを差し置いても相手の気持ちや希望を優先させてしまいがち。

でも時が経つにつれて違和感や不満を抱き始めてしまうこともあります。

または、相手が自分のことを優先してくれるので気楽さを覚えてしまうこともあるでしょう。

いずれにしても、相手を「純粋に好きかどうか」が分からなくなってしまうことがあります。

そのような時、どうしたらよいのでしょうか。

距離をとってみる

何事にも依存してしまう傾向のある人もいるでしょう。

これについては、自分では気づいていない人も少なくありません。

「この人がいないと…」「この人には自分がいないと…」そう考えてしまう人は注意した方がいいでしょう。

こう考えてしまう時は、相手に依存してしまっていることがあるからです。

こうした依存傾向のある人は、自分のための自分だけの時間を持つことがよいかもしれません。

趣味や勉強・仕事、友人との会話など、なんでもよいのです。

自分が楽しめる自分だけの時間を見つけて、相手だけに依存しないように意識してみるといいかもしれません。

相手のことを考えない時間を持つことが、距離を取るということなのです。

心身を休める

忙しい毎日に追われていると、心身ともに疲れてしまいますね。

相手のことを優先して合わせてばかりいると、いくら好きな相手でも疲れてしまうものです。

疲れてしまうとイライラしたりして、些細なことからケンカが始まってしまうこともありますね。

まずは、ゆっくり休んで自分の疲れを癒してあげましょう

自分に余裕がないと、相手の気持ちも分からないばかりか自分の気持ちさえ分からなくなりがちです。

時間にとらわれずにぐっすりと寝てみるのもいいでしょう。

自然の中に出かけてみてもいいかもしれません。何もせずにボーっとしてみてもいいのです。

ゆったりする時間を過ごして、心が落ち着いてから考えてみたら

相手がどんな存在なのかを再確認できるかもしれません。

自分の気持ちを書き出す

人間は思っているより自分の考えていることを把握していないものです。

「怒ってなんかないよ!」と言いながら怒ってる人、見たことはありませんか?

頭の中が混乱している時や頭の中が整理できずに分からなくなっている時は、

本当の気持ちはさらに心の奥深くに閉じ込められているかもしれません。

そのような時は、感じること・思っていることを思いつく限り書き出してみてはいかがでしょう。

とはいえ、いきなりは難しいかもしれませんね。

まずは「お腹空いた」とか「なんかイライラする」とかそのようなことでもいいのです。

そこから「なんでだっけ?」「どうしてだっけ?」と書き出していってみましょう

読み返さなくてもいいのです。それだけで気持ちの整理をしやすくなります。

誰に見せるわけでもないので、思いきり自分を褒めてもいいし悪口を書いてもいいです。

余裕が出てきたら、「なんでこう思うんだろう?」と考えてみてください。

自分の本当の気持ちに気づきやすくなるでしょう。

自分の気持ちがわからないと言われた…どうしたらいい?

お付き合いしている相手から、「自分の気持ちが分からない」と言われたらショックですね。

相手の態度などで「おかしいな」と思っていた人も、寝耳に水の人もいることでしょう。

どちらにせよ、好きな相手からこのようなことを言われてしまったら考えてしまいますね。

しかし、相手を責めたり自分を責めてはいけません。

相手の気持ちが落ち着くまで待ち、自分がどうしたいのかを確かめる時間ができたと考えれば

混乱することなく、良いチャンスと捉えることも出来るかもしれません。

では、具体的にどのように対処したらいいのかを考えてみましょう。

一度、距離をとって関係を見直す

いつも相手が近くいて、否が応でも相手のことを考えてしまう距離感だと落ち着く時間がなく

それぞれに自分の本当の気持ちに気づく機会がなくなってしまいます。

相手への気持ちに不信感がある時であればなおさらでしょう。

ですから、前項目でもご紹介したように距離を取ってみてはいかがでしょうか。

会わない時間を作るというよりも、本来の自分が楽しめる時間を相手にも作ってあげるということです。

彼氏・彼女が元々持っている趣味を楽しめる時間を作ってあげたり、

友達と会える時間を作ってあげたり…。

そのような理解を示してあげることは、依存ではなく自立を促すためにもよいことです。

自立をすることと気持ちが離れてしまうこととは別の話です。

恋人同士の付き合いだけではなく、人間関係においての付き合いというものは

自分にも相手にも負担がなく、心から会いたいと思ってもらえるほうが良いですね。

そのためには、依存ではなく「自立する」ということがとても大切なことなのです。

思いやりのあるコミュニケーションをとる

「思いやりが大切です」などというのは、いまさらかもしれませんね。

しかし、「思いやり」をはき違えている人もいるかもしれません。

思いやりとは…「他人の身の上や心情に心を配ること

他人の気持ちに配慮し、相手が何を望みどんな気持ちかを考えて接すること。

ここで大事なのは、思いやりとは相手のことばかりを優先することではないということです。

気を遣えばいい、というものではないのです。

時には相手が自分のことを優先してくれるのを受け入れることも「思いやり」ともいえるのです。

相手の望んでいることを、自分の視点ではなく相手の視点・立場になって考えてみる必要があるでしょう。

とことん相手の立場・気持ちになって考えてみると、意外なものが見えてくることもあるかもしれません。

「自分の気持ちがわからない」知恵袋などによくある質問

「自分の気持ちが分からない」「自分がどうしたいのか分からない」などと悩むのは、あなただけではありません。

世の中には、そのような悩みを持つ人は少なくないのです。

大手サイトYAHOOの「知恵袋」やSNSなどにも、同じような悩みが投稿されます。

色々な人が「自分の気持ち」「人の気持ち」についての色々な悩みがあり、十人十色です。

その中からいくつかのQ&Aをピックアップしてみました。

同じような悩みがあったり、悩んでいるのは自分だけではないと実感できるかもしれません。

自分の気持ちがわからない時、診断はどこで受ける?

自分の気持ちが分からない 自分が自分じゃなく感じたり 今何処に居るのか分からなくなったりします。

自分が誰だかわからなくなることってありますか?

うつ病かもしれないですが、病院に行きたくないです。

引用元:yahoo知恵袋

「自分の気持ちが分からない」という悩みに先に気づくのか、

不眠・寝不足や疲れや食欲減退などの身体の不調でおかしいと思うのかによって

一番最初にかかる病院は変わるようです。

身体に不調が出ている場合は心療内科精神的なものだけならば精神科にかかるとよいようです。

もちろん他の病気の場合もあるので、そのような心配がある場合は総合病院の中の心療内科/精神科にかかると安心かもしれません。

自分の気持ちがわからない時、楽になる方法や対処法は?

数ヶ月前から自分の気持ちの原因が分からなくなる事が多々あります。
特に悲しい、嫌、不快に感じる、などの原因がわからなくなってしまいます。なんで自分は不快に感じているのか、苦しくて泣いてしまっているのか、分からないままどうしたらいいかわりません。

自分で理解していない事を答えられるわけが無い、と思う方もいると思います。

でも、このような気持ちになった時少しでも楽になる方法や対処法があったら教えていただきたいです。

引用元:Yahoo知恵袋

感情の原因が分からなくなる場合もありますよね。

まずは、好きなドラマやアニメを観たり、ゆっくり寝てみたり、その時の感情に合う音楽を聴いてみるというのがおすすめです。

普段はリズムの激しい音楽を聴いていたのに、今はゆっくりとした音楽のほうが聴いてて心地よいな~など少しずつ事象に対しての自分の感覚を理解することで、心と頭が整理できます。

カウンセリングの先生は、話を聴くプロです。

ゆっくり自分のペースで話して構わないのです。

カウンセリングを受けた時「この人とは合わないな」「この人には話せないな」と思ったら、

担当を変えてもらうか、病院を変えればよいのです。

自分に合う先生に出会うことが、カウンセリングを効果的にする一番の方法です。

まとめ

「自分を見つめ直すのは太陽を見るのと同じ」と言われたことがあります。

「自分の心の中を覗いて本当の自分を知ることは、眩しい太陽を見つめるのと同じくらい難しい」という意味でした。

ですから、本当の自分の気持ちをきちんと理解している人は、意外と少ないのかもしれません。

ですから「自分の気持ち」というところに意識をクローズアップしてしまえば、いくらでも悩みが増えてしまうものかもしれません。

このような悩みはゆっくり休んで気分転換していれば、時間が解決してくれるものも多いです。

ある日いきなり目の前が開けたような気分になることもあるのです。

しかし、それでもマイナス思考の負のループになってしまうようなら、カウンセリングにいってみましょう。

「心療内科」というとハードルが高いような気もしますが、行ってみて「嫌なら次は行かなければいいや」くらいの

気軽な気持ちで構いません。

心の問題はデリケートなので、知らない人(カウンセリングの先生など)の方が話しやすいこともあるのです。

どのような状態のどのような自分であれ、「自分は自分」です。

自分のことを一番労わってあげられる・愛してあげられるのは自分しかいないので、

どんな自分であれ、愛してあげましょうね!

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